7月12日に毎年行われている賃貸業界の商材やセミナーが全国一同に介して行われるフェアに5年ぶりに見学してきました。
会場は、、東京ビッグサイトという、日本でもっとも大きいイベント会場です。
200社の賃貸関連のブースや34セミナーが12日13日の2日間に開催されるのです。
会場入り口には、東日本大震災の被害状況の写真パネルが展示されていました。
外壁が崩れ落ち、一部部屋の中が丸見え、他人事のようには思えませんでした。
会場には全国から賃貸管理不動産会社や、家主さんが沢山来場し、興味のあるブースやセミナーを熱心に聞き入っていました。
やはり、人気のあったブースはリフォーム関係です。、原状回復費用を最小限に抑えようという傷のつかない床材や汚れをふき取れるクロスなどが人気でした。
また、全国的に空室に困っているせいか、リフォーム、やデザイナーズリフォームコーナーも大勢の方が集まっていました。セミナーも同じくリフォームにより、満室にした事例も多くあり、大変参考になりました。
採用できるものは、当社でも取り入れて行きます。
リフォームのセミナーで聞いた考え方の一つを紹介します。例えば、退去時に通常原状回復で20万円、さらに6ヶ月程度空室だとすると賃料5万円なら30万円。そこで、リフォームで100万円かけるとします。投資効率を考えると差引き50万円でリフォームするという考え方になります。それ以外に、経費としての節税効果もあります。このまま、賃料をどんどん下げていくのか、リフォームをして、少しでも安定収入を得るのか。究極は建物自体を売却するのか。新築時の投資効果を考えるように、今は、リフォームによる投資効果を考えてみてはどうでしょうか。もし、お持ちの物件を手放すつもりがないとしたら、次世代のお子様にどのような形で物件を渡していくのか。私自身も日々考えながら賃貸物件の管理を行っております。是非、この機会に考えてみてはどうでしょうか?
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